卒業する背番号1へ

ご卒業、おめでとうございます。
いつも笑顔の元気印。つらいとき苦しいとき、誰よりも声を出し、チームを盛り上げてくれました。仲間を思うやさしさに感謝しています。プレイでも抜群のセンスでグランドを湧かせてくれました。ファーストやキャッチャー、センターどこを守っても頼りになる選手です。フルスイングでホームランを打つこともあれば、バスターやセフティーバントを決める、ときにホームスチールもねらう、根っからの野球少年は、いつだってチームの人気者です。これからも明るく頑張ってください。更なる飛躍を期待しています。応援しています。
竜南ソフトボールクラブ応援団より。


今回は、背番号1が活躍した試合を振り返ります。

『平成30年度 竜南ソフトボールクラブの忘れられないゲーム』


平成30年08月12日
SBSマイホームセンター杯 中部地区2次予選 第1試合

チーム名12345total
竜南001157
賤南013037
打順守備位置選手名12345
1捕手背番号2右飛左本①四球
2遊撃手背番号4四球三振二野
3投手背番号10一飛三振中安②
4一塁手背番号1二ゴ一飛中本②
5三塁手背番号5二飛左本①三振
6二塁手背番号6右飛二ゴ
7中堅手背番号3一ゴ左安
8右翼手背番号8捕ゴ
右翼手背番号7四球
9左翼手背番号11一ゴ三振

この試合は、途中雷雨で1時間近く中断するなど、グランドに立つ選手にとって、コンディションと集中力を維持するのに、とてもむずかしい試合でした。

各上チームのエースと強固な守備を前に出塁できません。背番号2、背番号5、2人の5年生の本塁打はいずれもソロ。竜南は作戦もたてられず手詰まりのまま、試合は終盤に入っていきます。

5回表、竜南の攻撃。雨で足場が悪いのでしょうか、相手投手の制球が突然乱れます。背番号3の6年生が甘い球を見逃さず、レフト前ヒットで出塁します。背番号7の5年生がしぶとく粘って四球を選びます。ここで、竜南は練習してきたバスターやバントで揺さぶり、走塁を仕掛け1点を奪います。

満塁ですが2アウト。緊張でベンチも応援席も声が出ません。「流れもってこい。流れもってこい。」ひとりネクストバッターの背番号1の6年生が声をはって、打席に立つ背番号10番キャプテン6年生を応援します。すると、打球はセンターへ。逆転の2点タイムリー!! いっきに流れを引き寄せました。

続いて、この日4番を命じられた背番号1の6年生が、打席に立ちます。
まるでリプレイを見るかのように、打球はセンターへ。しかししかし、今度はセンターを抜けていきます。まわれまわれ。ランニングホームランだ。

背番号1の1打が、チームの夢を引き寄せました。



制限時間がせまるなか、最後の守備に竜南がつきます。

足場が悪いのは同じです。竜南は、1番から始まる上位打線に四球を挟んで4連打をあびます。アウトひとつもとれないまま、同点に追いつかれてしまいました。

ノーアウトランナー3塁。

絶体絶命のピンチが続きます。試練が続きます。

背番号1がチームに勇気を注ぎます。

背番号1が枯れた声を振り絞って、仲間を励まします。「まだ試合は終わっていない。」「がんばろう。しまっていこう。」

応援するお母さんお父さんは、手をあわせて、願います。

しかし、相手打者がフルスイング。

万事休す

と思った瞬間、ショートで構える背番号4の5年生が、ライナーをつかみ取ります。スーパープレイが飛び出しました。

すると、エースが奮起します。連続三振をとりました。

試合の制限時間を過ぎています。引き分けのままゲーム終了。

応援していたお母さんお父さんの涙が止まりません。

整列した選手たちは、力を出しきったようす。みんな本当によく頑張りました。

素晴らしい試合でした。

しばらくの間、グランドの拍手が止むことはありませんでした。


この後の試合で勝利した竜南は、1勝1分。負けず引き分けたことで、勝点で予選ブロック首位に立ちました。

結果、クラブ創設以来、歴代部員たちの念願であったSBSマイホームセンター決勝大会出場を決めます。

この日、みんなで手を合わせて願った夢が叶いました。

おめでとう。竜南ソフトボールクラブ。


竜南学区の新1年生~新6年生と保護者様へ

ぜひ、練習にご参加ください。

 

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よろしくお願いします。

 

竜南ソフトボールクラブ


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