波乱の大会 最終回2アウトの奇跡

静岡県小学生ソフトボール交流大会に参加してきました。
1日目は、出発する直前で悪天候のため、延期が決定。
迎えた翌日、怪しい雲行きの中、エコパへ向かいました。
トーナメント1回戦は鴨江小さん。
相手ピッチャーの速球に、なかなか快音が出ない竜南ナイン。
エラーやPBが続き、4点ビハインドの展開。
そして最終回2アウト。ランナーは1塁3塁。
ここで追いつかないと、試合終了。
そんなとき突然の豪雨。
あっという間にグラウンドは湖になってしまいました。
テントに身を寄せ合って雨を避け、雨が弱まったすきに避難。

これはもう試合再開は難しいかも…

ところが天気はゆっくりと回復。
もともとの水はけのよさと、お父さんたちの水取りのおかげで、何とか試合再開。
残り時間10分。4点を追う展開。
厳しい状況を打破してくれたのは、最年少の12番。
デッドボールで出塁し、代走を断り痛みをこらえて、ホームへ戻ってきてくれました。
そのあとはそれに続けと、盗塁を決め更に2点追加。
そしてわれらの頼れるキャプテンが、ホームスチールを決め、同点に!

そして後攻、相手キャプテンの一打が勝負を決めゲームセット。

惜しくも敗退となりました。

今回、悔しい思いをした選手、思うようにできなかった選手、涙が止まらなかった選手、
それぞれの思いがたくさん詰まっていました。

結果は負けですが、最終回2アウトで4点をとったあのとき、確かに竜南の風が吹いていました。

まだまだ試合は続きます。

竜南ファイト!